ボードウォークキャンプ
フジロックの森プロジェクト実行委員会
活動実施日 |
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2016年7月9日(土)、10日(日) |
活動場所 |
FUJI ROCK FESTIVAL会場内 フィールドオブヘブン |
参加人数 |
30人 |
天候 |
雨 |
活動内容
「フジロックの森プロジェクト」として2011年から整備している「苗場インデペンデンス・ボードウォーク」。フジロック・フェスティバル会場内を縦貫するこのボードウォークは、2002年から着工を始めた、日本で2番目の木道です。車椅子の方にも気軽に森林散策を楽しんでもらえるバリアフリーのこのボードウォークは、ボランティアの人たちや地域の子供たち、スポーツ合宿で訪れた人たち、マウンテンバイク愛好家の人たちによって着実に伸ばされ、地元苗場の皆さんが守り育んできたものです。
その中でも今回行った「ボードウォークキャンプ」は、この木道を地元苗場のみなさんとボランティアで補修・清掃などの作業をしながらキャンプをするという企画。毎年春夏秋に数回開催し、51回目を迎えました。今回は悪天候のため少人数での実施でしたが、遠方からの参加者もおり、少ないながらも充実した活動になりました。フェスティバルと森の共存共栄を象徴する、素晴らしいこの木道をこれからもボランティアと一緒に支えていきたいと思います。
(上段左)苗場食堂に掲出のJeep様のフラッグです。
(上段中)午前の作業が終わった後の昼食の様子です。お弁当の他に、苗場食堂特製の温かいお味噌汁を頂きました。
(上段右)作業の様子です。腐食していたり、割れてしまったりしている木材は再利用ができないため、廃材を集め、処分しています。
(下段左)作業の様子です。木材から釘を抜き、ピラミッドガーデンやところ天国などで再利用できそうなものを選別しています。
(下段中)作業終了後に、この日の参加者で集合写真を撮りました。FUJI ROCK FESTIVAL本番まで、あと13日。写真は、フジロックオフィシャルインスタグラムで使用しています。
主催者のコメント
2002年からボランティアと地元苗場のみなさんのコラボレーションでつくり守ってきたボードウォーク。毎年の大雪で大きなダメージを受け、その修復が活動のメインとなっていましたが、今年は30年ぶりの小雪のおかげで、ボードウォークのダメージが大変少なく、5月の連休より早く補修活動を開始することが出来ました。早く補修活動を開始出来た分、ボードウォークを耐雪仕様にしていくための造成・メンテナンスに時間かけた活動を実施致しました。今年も多くのボランティアの皆さんのサポートで「フジロックの森」を楽しんで頂くためのボードウォーク修繕を実施することができました。心より御礼申し上げます。
(中島 悠 フジロックの森プロジェクト)
スケジュール
10:00〜12:00 作業
12:00〜13:00 昼食
13:00〜16:30 作業
参加者からの感想・コメント
今回、初めて参加しました。今までは、キレイに整備されている本番前後の会場の様子しか見たことが無かったのですが、あのキレイな状態を作り出しているのは、この活動に参加している方達のおかげなのだと、改めて思いました。
(20代 男性・東京)
雨の中の作業だったのですが、参加者の方達は、皆、笑顔で作業しており、フジロックのお客様だけでなく、参加者の方達を含め各所にとって大変、有意義な活動であると思うので、継続が大切だと思いました。
(30代 男性・女性)